Project Tour3日目は、綺麗な日の出で始まりました。宿泊した絶景の館は、松島を見下ろす絶好の場所にあり、露天風呂からは日の出を拝むことが可能です。早起きしてお風呂に向かった生徒は、この美しい景色に出会うことができたようです。

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大広間での朝食の後、早速、今日の目的地である桂島に向けて出発しました。

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港で記念撮影をしたのち、貸切のチャーター便でいざ桂島へ。途中には、大小の島々や牡蠣や海苔の養殖場を見ることもできました。しかし残念ながら海の波は高く、今朝は漁師さんも海に出ることを断念したとのことで、漁船に乗せていただくことはできなくなってしまいました。空は晴れているのに波が高く漁に出ることができない、海の不思議を見る思いでした。途中船がかなり揺れたこともあり、途中叫び声があがるほどでした。

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桂島に着いて最初に向かったのは、鬼ヶ島ビーチです。このビーチは、この後話を聞かせていただく一般社団法人「浦戸夢の愛ランド」の代表、三浦勝治さんが、観光で島を活性化させるために切り開いたというビーチです。生徒たちはこのビーチで、思い思いに遊びました。ここから東北放送のカメラマンの方が同行。どうやら今回のProject Tourの様子が、11月21日ごろ、テレビで放映されるようです。(ただし残念ながら東北のローカル放送)

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海で遊んだ後は、島を歩いて、三浦さんの待つ「交流ハウス」に移動しました。途中、津波で被害を受けた場所を歩きましたが、工事中の場所も多く、まだまだ復興が進まない様子を目の当たりにした生徒たちの中には、女川との違いを実感した生徒もいたようです。

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交流ハウスでは、三浦さんの震災時の様子や、その後の桂浜での取り組みの様子を聞かせていただきました。三浦さんは、「自分の夢をデザインする」ためにこの事業を起こしたこと、そのためには自分の人生観とリンクさせることが重要だというお話をしてくださいました。そして生徒たちに、咲かせよう!「自分だけの花を」というメッセージをくださいました。「震災で亡くなった人の分も生きよう、苦しかったり辛かったり出来るのは生きているから、だからもっと生きたかった人のためにも今を大切にしよう」、そう生徒たちに呼びかけてくださったのは、震災を経験されたその強い思いからの言葉だったかと思います。

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お昼は、島のお母さんたちが作ってくださった特製のお弁当。島でとれた牡蠣や海苔のいっぱい入った特製弁当に、生徒たちは舌鼓を打ちました!

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食後は、牡蠣と海苔の工場見学に。漁船に乗れなかったことは残念ですが、実際に牡蠣を剥いている作業場や海苔の工場を見学させていただきました。海苔の工場では、できたばかりの海苔を試食させていただきました。私たちが普段口にするのは加工された「焼き海苔」で、加工前の海苔を食べることはまずありません。海藻の味がして噛みごたえのある「海苔」は、とても美味しかったです。数人の生徒は、生牡蠣も試食させてもらったようです。

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工場見学の後は、再び交流ハウスに戻って、いよいよ牡蠣剥き体験へ。三浦さんに教えていただいた後、早速実際に牡蠣向きに挑戦しました。なかなか貝を開く場所を見つけることが難しく苦心する生徒もいれば、あっという間に習得して綺麗に剥く生徒も。それでも商品として出荷できるように綺麗に剥くことは、かなり難しいようですが、皆、生き生きと楽しそうに、牡蠣を剥いていました。ところで牡蠣の漁師は、頑張れば3年で一人前になることができるとのこと。かなり年収も良いようで、生徒の中からは牡蠣漁師になりたいと思う人も出てくるかもしれません。

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一仕事の後は、ずんだもちと笹かまぼこでおいしいお茶をいただき、記念撮影をして、交流ハウスを後にしました。三浦さんによれば、島に来るときの挨拶は「ただいま!」と言うそうです。またいつか、「ただいま!」と言って桂島を訪れることがあるかもしれませんね。

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再び、船に乗って、今度は塩釜へ。
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塩釜から待っていてくださったバスに乗り込んで、お待ちかねの牛タン屋さんに向かいました。柔らかい牛タンはとても美味しく、中には7杯もご飯を食べた生徒がいたようです。

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牛タンを食べた後は、今日泊まる仙台の千登勢屋さんへ。千登勢屋さんは100年以上も前に建てられた建物ということで、今回は、本校の貸切にしていただき、館内を自由に使わせていただきました。夜のミーティングでは、先生の話を聞き、今までの振り返りをしたのち、明日の高砂中での取り組みに向け、歌の練習を行いました。
最後に、たらこを袋から出し、丁寧に回し、お世話をして夜のミーテイングを終えました。

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さて、明日はいよいよ最終日。高砂中の訪問もあります。旅の集大成の日にしていきたいと思います。